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    Author:アシワホテス

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    デミさんさよならです。

    今日デミさんが死にました。
    正確には昨日だけど。

    忘れちゃいけないことがあるので書いておきます。


    今ブログ見たら、デミさんが来たのは今年の1月でした。ちょうど11ヶ月。まだ1年経っていませんでした。

    来た時にボロボロだったので、心の何処かでこいつはボロボロなんだ、と決め付けて怠惰になっていたのでしょう。
    あまり積極的な治療というものをしませんでした。

    エコーで内臓が悪いと言われても、
    今すぐどうこうしないで様子見でいいとの言葉に安心して、
    「だってデミさんだもの」と
    わけのわからない言い訳でそのままにしてました。

    最近目が見えていないようになって
    壁にぶつかるようになっても
    「だってデミさんだもの」と
    逆に微笑ましく見ていたのです。

    そのツケは突然に、一気に来ました。


    11月2日になったばかりの深夜、
    デミさんがピンク色の液を吐きました。

    血だけれど、新しい血だな。
    食堂の奥あたりの出血かな?

    そう思いつつ病院へ行きました。

    結果は、理由分からず。
    様子見。

    エコーを撮って前回問題視していた
    腎臓や肝臓を見て、
    それもなんとなく様子見。

    「目があまり見えていないようです」
    と私が言ったので目を診てくださったのだけど、
    「目は綺麗だね」と。

    その時ああ脳じゃないかと突然理解。

    その時まで、眼が見えないのは歳だからと思っていた。

    捕獲時、瞳孔の大きさが違うのを
    「脳ですか?」と訊いたとき、
    「眼球そのものの問題のようです」と言われて、元から眼自体が良くないんだと思い込んでいたのもある。

    「脳ですかね?」と聞いたら
    「脳かもしれませんが、網膜かもしれません」との返事。

    その時問題にしていたのは血を吐いたことだったので、そこでその話は終わりにしてしまった。

    「様子見」と。



    帰ってきて、少し経った午後3時半ごろ。


    突然「バタン」という音がして、何かと見たらデミさんが倒れて全身激しく痙攣を起こしていた。

    時間にして1分ほど。

    てんかん発作の時は手を出さない方が良いとネットで読んでいたのだけど、ソファから落ちそうになったので慌てて抱いた。
    凄い力で暴れていた。

    日曜で病院はもう閉まっていたけど、緊急の電話番号に掛けてみた。


    先生曰く、これが初めてのてんかん発作で現在落ち着いているのなら様子をみてもいいでしょうと。

    てんかんで死ぬことはないので、落ち着いて下さいと。

    調べたらネットでもそう書いてあった。


    その時のデミさんはあちこち歩き回っていて、これがてんかん後徘徊というものなのか…と思った。
    危ないから部屋を片付けないとな…と思っていた
    16時22分。

    2回目のてんかん発作。

    時計を見ていたけど、1分半ほど続いた。


    終わった時のデミさんはかなり朦朧とした雰囲気で、呼吸も鼓動も激しかった。
    呼吸が落ち着くまで10分程。

    この時も最後は抱き上げて、
    そしてそのまま抱いていた。
    デミさんは大人しく抱かれていた。
    私はネットでてんかんを調べつづけていた。


    落ち着いたかなと思った16時41分

    3度目の発作。
    失禁もした。


    これはもうダメだ。様子見どころじゃない。


    近くで年中無休でやっている病院があったので、そこへ電話して飛び込んだ。



    初診なので血液検査、レントゲン、エコー…と一通りの診察をしてもらう。

    その最中に4度目の発作。

    てんかんの薬と鎮静剤を打たれ、そのまま一晩入院となった。



    次の3日の朝、引き取りに行った。
    本当ならそのまま退院だった。

    ようやく薬から覚めたところ、というデミさんは半分寝ている感じだったのだけど、
    私がしばらく撫でているうち上半身を起こしてケージから出ようともがき出した。

    それがあまり激しいもので、点滴の管が付いたままだったのだけど胸に抱いた。
    そうしたら大人しくなった。


    あの時抱いておいて、本当に良かったと思う。



    抱いている最中、何度も四肢をピンと突っぱねて、もしやと訊いたらやはりそれもてんかん発作の一つだという。

    薬は打ったけど、それが本当に効くかはわからない。
    てんかんの理由も、薬も、いくつかあって、どの薬が効くのかはやってみないとわからないし
    どの薬も効かない理由もある。

    デミさんは鎮静剤で寝ていたから落ち着いていたのであって、
    今日これからもまた発作を起こす可能性は否定できない。


    3日は祭日だったけど私は仕事だったので、このまま預かってもらうことにした。

    部屋は一応、デミさんがいつ倒れても大丈夫なように片付けて、床にマットを敷き、家具にダンボールを巻いたりしておいたのだけど。

    脳の状態を見るためMRIを撮ることにした。それなら麻酔の準備もするため、このまま2、3日入院させた方がいいねと先生も仰った。

    抱いていたデミさんをケージに戻し、頭を撫でて出勤。


    夜は病院に入れないので、また明日の朝面会に行こうと早く寝る準備をしていた
    23時11分。



    病院からの電話が鳴った。



    「デミちゃんが大変危険な状態になりまして、先程心臓が止まりました」





    駆けつけた時、デミさんはまだ十分に暖かかった。

    だけどもう心臓は動かなかった。



    キャリーに入れて行きますかと言われ、
    抱いて帰ることにした。

    自転車はそこに置いて徒歩で。




    デミさんは一日中ずっと寝ている状態だったのだけど、
    午後8時くらいから呼吸が深くなったらしい。

    深い睡眠時もそうなるので注意してみていたのだけど、
    結局そのまま起きなかった。

    まさに、眠るように逝ったらしい。



    「小脳が傷付くと、こういう感じになります」と先生。

    だけど本当の理由は分からない。

    脳が傷ついたとして、それが腫瘍だったのか脳炎だったのかも分からない。

    MRIはキャンセルした。




    帰り道をデミさんと歩いて、
    これが最初で最後の二人での散歩だなと気付いた。

    デミさんは元野良だから
    外は懐かしいだろうなと思って

    家の近くまで来た時、
    ほらデミさん、あなたの歩いた道でしょうと呼びかけたら

    腕の中のデミさんが嬉しそうにした気がした。


    その時の感覚をどう言おう。


    急に、目の前の道、頭の上の星空、
    側に並ぶ並木や、藪や、その下の土などに

    嬉しいというか、楽しいというか、
    そう「歓喜」と呼べるような感覚が湧いた。

    デミさんが私の中に入って、私の体で感じているようだった。

    とても嬉しい。
    ありがとう。

    それは、私に対する礼などというちっぽけなものじゃなくて、

    デミさんを囲む世界、恐らくはとても狭い、でもデミさんにとっては全宇宙だったはずのこの地域に対する感謝。


    この道が大好きだった。
    この空が大好きだった。
    この世界が大好きだった。

    ありがとう、とデミさんは言っていた。

    ここで暮らしたことに
    ここで生きてきたことに
    全てのもの、この世界に
    共鳴して、喜んでいる。
     

    なんて大きな生き物と私は過ごしていたのだろう。

    なんて大きな生き物に、一緒に過ごさせてもらっていたのだろう。


    こうなってから分かるなんて、鈍いなんてもんじゃない。





    朝になって、朝日を見せようとデミさん抱いてベランダに出た。

    建物に隠れて日の出は見られなかったけど、
    正確には朝日に染まっていくデミさんの町を見せたかったのでまあ良しだ。


    綺麗な朝焼けで
    太陽が昇って行くにつけ町が広がっていくように見えた。

    デミさんの顔も、光っていくように見えた。



    ふと
    もう会えない気がした。


    くらまが死んだ時は、何処かでまた逢える気がした。

    キャラの時は、もしもあの世というものがあれば、そこで待っててくれるような感じがした。


    だけどデミさんには、もう二度と会えない気がした。



    だけどそれが、嫌な感じじゃないんだ。










































    朝日を見ていたら、朝には会わない「ぐり」が下の塀を歩いていました。
    目と目が合ったと思ったら、ぐりが顔を伸ばしてデミさんを見、私達の下まで移動してきました。

    「デミさんだよ」と顔を見せたら、じっとして、やがて座り込み、
    私たちが部屋に入るまで動きませんでした。


    ぐりとデミさんは知り合いだったのかも。

    同じキジトラだから、もしや血が繋がっていたかもしれません。


    この記事は、デミさんと家に帰ってから書きはじめて
    何度も中断したので、文体も構成もバラバラです。
    何より出だし「今日」と言っているけどもうおとといの話になっているし(笑)

    でも手直しはしないで出します。

    デミさんを拾って、保護して、飼ったつもりでしたが
    デミさんには来てもらっていたのでした。
    家の近くの路地裏で感じた爆発的な歓喜は
    とても純粋で、素朴で
    ああデミさんだなあと感じたのです。


    ありがとう、はデミさんが先にたくさん言ってしまったので
    私にはこれしか言えないよデミさん。

    さよなら。


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    デミさんやすらかに

    デミさん、さとさん。
    いっぱい頑張ったよね。


    毎日忙しい中も、デミさんの体調の変化を見逃していなかったさとさんは流石だと思っているよ。

    ただの様子見ではなかった事は確か。
    いつも彼女のことを心配していたんだから。


    写真のデミさんは、嬉しいのと感謝が溢れている表情でいいお顔しているね。


    さとさんがデミさんと出会えて良かったし、デミさんがさとさんとの想い出を持ってお空に行けて良かった。

    朝日がきれいな日はデミさんの日にしよう。

    佐藤さん、おつかれさま。
    デミさん、痙攣苦しかったね。でも最期は眠るように逝けてよかったよ。

    佐藤さんにかけてあげられるいい言葉がみつからないよ。

    でもデミさん、幸せだったよ。野良猫卒業して、佐藤さん家のメンバーになって。

    仕事するのも辛いけど、まぎれるからね。

    わたしもなんだかまとまらない文章だよ。

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